前半(午前編)の続き
後半は山を3つ控えてNUNU様が心配です。
ハンガーノックにも十分な備えをして臨まなくては!
山の入り口 ライフ由良南店
ここまで由良の平坦を割と順調に走ってきた私たちですが、山の手前でコンビニが出現しないことに気づきます。
そろそろ休憩と補給のためにコンビニが出現して欲しい。
Google様に「近くのコンビニ」を問うと、数km先に出てきたのがライフ由良南店。
(おそらく山に入る手前では最後の補給ポイントです。)
ライフと聞いて私たちが想像するのは、割と大きなスーパーマーケットですが、ライフに到着して感じたことは「想像していたライフと違う」です。

NUNU様もここらで若干暑さにやられており、頭痛を訴えています。
ライフで氷を購入して、首、頭を冷やして回復したかったのですが・・・
こちらのライフでカチ割りの氷が売っておりませんで。
なんと代替品として選ばれたのは、パック入りのかき氷。
(宇治金時とイチゴシロップで迷ったそうです。)
NUNU様は保冷剤としてヘルメットにかき氷を入れて走ることに。
(食べ物なので、いささか遠慮もありつつですが、この際背に腹は代えられず。)
氷は売っていませんでしたが、こちらでトレック様はガリガリくんを購入。
しばし、休憩をとってリフレッシュ。
立川 登坂
いよいよ登りです。最初の登りは立川水仙郷の坂道。
最初にして最大の難所との名高い登坂なのですが、トレック様が以前とは全く違います。
STRAVAで毎週末「坂登ってるなぁ~」とは、思っていたのですが、トレーニングの成果か⁉坂に入ってグングン登っていきます。
NUNU様も今回は「足をつかず、なるべく自転車に乗って登る」を、意識していましたがどうしても遅れはとります。
とはいえ、今回はホントに頑張った。
ところどころ私もNUNU様を置いて先行したのですが、今回はちゃんと一人で登って走りました。
登る途中、ライフで購入したパック詰めのかき氷の袋が破れ、頭からイチゴシロップをかぶりながらも走り続けます。(夜にカブトムシを集めたかったと言ってました。)
頭からベタベタの液体が垂れてきた瞬間を思うと笑いがこみ上げます。

坂の上りで連続カーブの文字が連続力に見えてとても苦しい。
ナゾのパラダイス
立川水仙郷と言えばナゾのパラダイスが有名なようですが、今回、ナゾのパラダイスは閉園(?)しています。
そもそも立ち寄るつもりもありませんが、とりあえず入り口のゲートは写真に収めました。

入り口のタヌキが正にナゾです。
この辺りから下りにはなるのですが、この山の区間はdocomoの電波も入らず。
先行したトレック様に連絡を取る手段もなく、道中の頼りはお互いの気遣いだけです。
水仙郷ラインまで降りると、しばらくの平坦に安心しつつ、次の山に対しての不安が拭えません。
携帯の電波が入らないって・・・

この後にも山があるし、電波入らなかったらどうしよう・・・
淡路島モンキーセンター
水仙郷ラインはしばらく続く平坦です。
平坦なんですが、海からはちょっと高さのある道路で、道の端を走るのがちょっと怖い。
崖沿いを走っている感じです。
途中、淡路島モンキーセンターが休憩ポイントになると思うのですが、今回はここも閉園(?)。

猿も見かけましたが、鹿が!
見回したところ、結構鹿がいました。
とりあえず自動販売機でドリンクの補給をして、休憩。
再び平坦。
水仙郷ラインを走ります。
モンキーセンターから灘の坂までは平坦が長く続きます。
この間に次の坂のために足を蓄えましょう。

灘 登坂
二つ目の坂はそれほど長くありません。
とはいえ、斜度は立川の坂よりもきつかった印象があります。

灘へようこその看板。
これで登り切ったような気持ちにさせられますが、この後もう少し登りがあります。
がっかりです。
福良 登坂
灘の登坂から続いてすぐに福良の登りです。
これさえ登り切れば一日目の宿泊地。
NUNU様もいよいよ限界が近い。
とぼとぼと歩いて登ってきます。
アワイチの道案内も半分。
しかし・・・茶色の誘導サインはもう少し大きく出してもらいたいものです。
もうひと頑張りです。
福良は初日最後の坂ですが、今までの二つの坂で蓄積したダメージが足に堪えます。

坂自体は短かったのですが、疲労でとにかくしんどい。
なんとか登り切って街(?)に入りました。
ホテル&リゾーツ南淡路
山を登り切ったので、もう、ホテルへまっしぐら!
目指すはホテル&リゾーツ南淡路。
福良の街の海沿いを走ります。
夕食はホテルにチェックインした後で福良の街に出るつもりでしたが、飲食店がやっている気配がなく、ホテル内で夕食を食べることにしました。
ホテルから市街の飲食店まで3kmくらいあります。タクシーで市外へ行き、ご飯を食べるつもりでしたが、もはやいい時間。お店も開いていないのでホテルで食事をする選択肢しかありません。
海沿いを走りながら、高台に大きな建物が見えていたのですが・・・
「もしや・・・」
3人とも考えることは同じです。
トレック様は「ラスボス」と表現していましたが、最後の最後にわずかながら登り!!!
最悪のタイミングで用意された登りに心が萎えました。さすがリゾートホテル!

高台を登り、ホテルの入り口にバイクを止め、とりあえずチェックインの手続きを行います。
フロントの対応も良く、バイクも快く預かってもらえます。さすがリゾートホテル!
バイクはフロントで預かってもらえるので、フロント横のラックにバイクを掛けて各々部屋へ。
ザっとシャワーを浴びる程度の時間を空けて、夕食は地下階の居酒屋で食べることにしました。
(1階のレストランは閉まるのが早い。地下階の居酒屋だけLOが22時とか。)
夕食
市街はほとんどお店がやっていませんでししたし、ホテル内のレストランも早々に店仕舞い。
食事できるのが、ホテル地下階の居酒屋しかない状況ではありましたが、夕食にはきちんとありつけました。
たまねぎの天ぷらが最高です!
この後ゆっくり風呂に浸かり、翌日の半周に備えました。
Reslt
Dist 84.82㎞
Max 48.1㎞/h
Ave 16.1㎞/h
Elevation 920m
当日③に続く
~事後 総括~