(私の)あわいち 感想・まとめ

まりん あわじ
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遅ればせながら自転車旅、憧れの淡路島一周(アワイチ)の総括。

僕自身の体験から言うと、楽しんで走るためにも道中一泊しての2日に分けるのがお勧め。
島の南側は坂がきつくて足が削られます。
福良は3つの坂を超えたところで丁度いい宿泊ポイントです。
2日目は朝から山登りスタートになりますが、その後はお茶の子さいさい。
道の駅あわじで一息ついて旅が締まります。

アワイチとは

そもそもアワイチとは何なのか?

 瀬戸内海最大の島「淡路島」では、近年、島の外周を右回りに一周する約150kmのサイクリングコース「アワイチ」が、サイクリストに高い人気となっています。

「アワイチ」は、変化に富んだコースに加え、穏やかな瀬戸内の自然や景観、地元ならではの特産品やグルメ、温泉、多くの観光スポットを楽しむことができ、サイクリストの聖地としての十分なポテンシャルを有しています。

アワイチ(淡路島一周サイクリングルート)の取り組み

要するに淡路島を一周することなんですが、兵庫県は「ポテンシャル」と評していますが・・・
しかし、このコース。素直に最高です。

平坦と起伏のバラエティに富んだ内容と、走行距離、自転車に対して気の利いたコースはとても満足度の高い内容でした。

様々なサイトでフォトジェニックなシチュエーションも紹介されていますし、おまけに何せ島なので、海産物がとにかくうまい!名産のたまねぎも甘くて最高でした。

アワイチ(淡路島一周サイクリングルート)の取り組み(PDF:5,267KB)


そんなアワイチの内容について、感想をまとめようと思います。

私たちのアワイチ

私たちのアワイチ。
とりあえず二日かけるのを前提にスケジュールを立てました。

何せ半周するだけで山が3つも含まれています。
15km/h平均で走って、これを越えてからお昼になんか絶対できません。

福良は前半一生懸命走った結果、半周程度の丁度いい位置にある宿泊地です。
私たちがお世話になったホテルアンドリゾーツ南淡路は、フロント横の自転車ラックで自転車を預かってくれるとのことなので、宿泊地はそこで決定。

御朱印を二か所いただく予定を差し込み、あとは成り行き。

この旅はとてもラフなスケジュールで設定しました。
(旅の後で気づきましたが、サイクルボールの企画に乗ってアワイチやればよかった・・・)

スタートの宿泊地と明石~岩屋

私たちが設定したアワイチの起点は、明石駅近くの明石キャッスルホテルでした。
こちらも、自転車を部屋に持ち込むことができる自転車乗りに優しいホテルです。
当日、AM8:00スタートでジェノバライン明石乗り場へ。

まりん・あわじに乗り、15分くらいで岩屋港。
淡路島に自転車をもって上陸する手段は、我々のような輪行組はジェノバライン一択です。



岩屋港を後にして、あとは海岸沿いを時計回りに走ります。
ビワイチの時とは反対になりますが、この方が安全。
左手に海を眺めながらしばらくは平坦な道と海の景色を満喫できます。

世界平和大観音像

2022年までに撤去されてしまうとのことですが、走っていると巨大な観音様が出現します。

外壁が崩れ、ひび割れた姿は見ていて少々不安な気持ちにさせられます。
「海沿いのふきっさらしに、この姿はダイジョブかいな!?」管理者不在でひと悶着あった建造物らしいですが、老朽化してダイジョバナイから撤去するそうです。。。(2022年5月撤去されてしまいました)

グランアイガAWAJI

ここはでっかいAWAJIの文字のオブジェがあります。

天気が良ければ一番、映えが期待できるスポットです。

グランアイガ AWAJI オブジェ

私たちは幸運に晴天でいい写真が撮れました。

南淡路水仙郷ライン

淡路島の南側、由良南~福良までを結ぶ道路。
立川・灘・福良の山を含む水仙郷ライン。

ここに踏み入れた後は、福良までちょっと頑張らなくてはなりません。

補給最終ポイント

ライフ由良南店。
多分ここが初日最後の補給ポイントです。

この後にお店らしいお店はありませんでした。
自販機はありますが「お店」は、ありません。この後、山を登るにあたり、ガス切れになる恐れがある方は絶対寄った方がいいです。

LIFE 由良南店

立川登坂

えげつない坂です。
docomoの電波が入りません。

隊列はばらけ、先行がどこまで登っているかもわからないままひたすら我慢の時間が続きます。

連続カーブ 立川登り

ナゾのパラダイス

ナゾのパラダイス

立川の登りのピーク付近で出現するナゾのゲート。
我々はどんなところかもわからずに通り過ぎましたが、最高点付近であることの目印になります。

この後、若干の登りはあるものの、ここを通過してしまえばひとまず下りをイメージできる。
公共交通機関もないし、なにを狙った施設だったのか・・・

淡路島モンキーパーク

立川登坂の終わり

立川の山を越えた後の平坦を少し行くと出現します。

ここもコロナ禍の閉店状態。
野生の猿と鹿が見れましたが、賑わいはなく、自販機でドリンクの補給のみの立ち寄り。

淡路島モンキーパーク

なんとも寂しい感じになってしましました。

水仙郷ライン平坦

立川~灘までの区間は非常に走りやすい平坦が続きます。
灘の登りまで快調に走れる区間ですが、正直見どころもないので、この後の登りに備えて足を使わずに走るのが正解。
グイグイ走るというよりは、一定の速度で巡行して次の坂に備えます。

灘登坂

立川の登坂に比べると距離は短め。
しかし、山一つ越えた後の平坦で慣らされた足には堪えます。

灘へようこそ

登り切ったかのように見せて、この後にも続く坂道。

福良登坂

初日のクライマックス。
3つ目の山を登り切れば晴れて宿泊地。ここは頑張るしかありません。
灘から福良の坂まではインターバルの平坦がないので、覚悟を決めて臨みましょう。

ホテルアンドリゾーツ南淡路

ホテル &リゾーツ 南淡路

山3っつ越えて宿泊。
ホテルアンドリゾーツ南淡路さんは、自転車乗りに寛容です。
フロントで自転車を預かってくれますし、スタッフの方の対応も素晴らしい。

お値段もお手頃なので、アワイチの中間宿泊地としてはとてもオススメだと思いました。

アワイチ1日目標高差

場所だけ、もう少し低いところだと良かったんだけどなぁ・・・

うずの丘 大鳴門橋記念館

前日の坂の途中からのスタートになりますが、これまたきつい。
アワイチ最後の登坂です。
これさえ越えれば後はなんちゃない。

うずの丘 大鳴門橋記念館 おっ玉葱

宿泊した後では最後の難関でした。

アワイチ2日目標高差

ちょっと長めに休憩しましたが、この後はホントに大したことはありませんでした。

ここまでを1日でこなせれば、150kmを1日走破できるのでしょう。

淡路サンセットライン

もはや何もありません。コンビニもお店もありません。

この後はひたすら走るだけです。

誤解のないように言うと、小さなコンビニがないわけではありませんが、五色町辺りまでは本当にお店らしいお店がありません。

トイレも含め、休憩できるポイントでは立ち寄った方がいいと思います。

道の駅あわじ

旅の最後に立ち寄るポイントです。
ジェノバライン(フェリー発着所)まで、ここからは目と鼻の先です。

旅の締めにしっかりと立ち寄っておきましょう!

明石海峡大橋

総括

福良で昼食が取れれば一日アワイチも可能だと思います。
しかし、クロスバイクやママチャリのスローペースで観光しながらの一日アワイチは無理!
半分をすこーし越えた福良で一泊して、のんびりと二日でアワイチするのが良いでしょう。

南側の山4つを如何に上手に消化できるかで、旅の行程が違うものになると思います。

私たちが立ち寄った(見かけた)名所

私たちが見送った名所

他にも見どころはたくさんありそうな島なので、何らかの機会があればまたアワイチもいいかもしれない。

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